診療所へ向かう途中で脳卒中を発症し昏睡
どんな伝承か
毛利孝一さんの二度目の体験は昭和五十二年、六十八歳のとき。自宅から診療所へ向かう途中で脳卒中の発作を起こした。診療所で最初の患者を診ようとしたが呂律が回らず、右手が麻痺してお茶をこぼし、そのまま昏睡状態に陥った。翌日目覚める直前、ふわふわした羽布団に包まれ無重力で浮いているような感覚になり、寝ている自分の両脇や足元をオレンジ色の雲が覆い、それをもう一人の自分が下から見上げていた。何の苦痛も不安もない、ゆったりとした安楽な気分だったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。