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諏訪地方でのお札降り初出

所在地長野県茅野市矢ヶ崎
年代慶応3年(1867)11月27・28日
登場村人
出典松本市史 第2巻 歴史編2

どんな伝承か

慶応三年、天竜川ぞいに東へ進んだお札降りの騒ぎは諏訪郡内にも伝わった。諏訪地方での初出は、矢ヶ崎村(現茅野市)や上桑原村(現諏訪市)などに十一月二十七、八日に降った例とされる。角間町では十一月一日に伊勢皇太神宮などの札が降っている。高島藩は十一月朔日付で禁令を出したが、諏訪地方の降札はむしろそれ以後の十一月に多かったという。なお信濃のお札降りの東限はこの諏訪郡であった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

松本市史 第2巻 歴史編2(松本市史・20世紀(地方史編纂))

本書は松本市史の一部として、慶応三年(1867年)に三河国で発生した「お札降り」現象が信州地方へ伝播した社会現象を詳細に記録している。天から降下する札を祝う「ええじゃないか」の騒動は、豊作祈願と世直しへの期待を背景に、仮装・変装した村民・町民による祝祭的な大騒動へと発展した。松本藩など地域の藩は「西洋流の業」として禁令を発令し鎮静化を図ったが、周辺地域では数日間の賑わいが継続した。

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