川端康成への申し訳なさから自殺を決意した桝井が
どんな伝承か
桝井寿郎が高校二年の頃に語った体験。恩師の川端康成に申し訳が立たないと思い詰め、軽井沢の山荘で自殺を図った後、いよいよ死んでお詫びしようと、大阪南の名曲喫茶「ウィーン」で好きな『田園』を聴いてから死のうとぼんやりしていた。すると突然大地が裂けたように感じ、気がつくと大きな森の中にいた。聞いたこともない芸術的な音楽が流れ、雲海に包まれた森の中で紫の光を放つ崇高な魂に出会い、心を打たれて死を思いとどまったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))
私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異