トップ島根県の伝承安来市

教壇で筋を問われる安来の高校教師

所在地島根県安来市
年代現代(調査当時)
登場TJ先生、高校教師
出典日本の憑きもの

どんな伝承か

島根県安来市のT部落で聞き取りに応じたTJ氏は、農業のかたわら高校で教壇に立っていた。この家はずっと『シロ』、つまり筋ではない側とされてきた家である。ところが学校では、何気なく口にした言葉が、お前はキツネモチだと当てこすられたのだと生徒に受け取られ、後から抗議されることがある。なぜ筋の違いなどというものがあるのかと、わざわざ尋ねに来る生徒もいた。そのたびに考えさせられる、と教師は語った。憑きもの筋の観念が、戦後の学校のなかにまで残っていたことを示す証言である。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の憑きもの(吉田禎吾・民俗・憑きもの研究・昭和)

種別から探す

差別

安来市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本の憑きもの』の伝承