布崎の名を生んだ六本松の山姥
どんな伝承か
大字布崎の沖島には六本の松があり、そこに山姥が住むと伝えられる。山姥は対岸の妙福寺前に立っていた七本の松と、住み処の六本の松とを両の柱にして布を織ったといい、布崎という地名もこれに由来するとされる。毎年陰暦の八月十四日から十六日までが山姥の祭りで、布を織る女が目の眩む思いをしたときには、ここに祈願するのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。