金の鶏
どんな伝承か
昔、米長者と馬長者が財産比べをした。馬長者は馬を並べ、米長者は米俵を並べたが、俵が足りなかったので最後の一俵を曲げて置いた。今この地を鼻曲りと呼ぶのはそのためだという。米長者は死ぬとき、米で火葬せよと遺言し、その通りに実行したため家はつぶれてしまった。その屋敷跡では黄金の鶏が啼くといい、掘ると焼け米が出るとも伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。