白羽の矢が告げた羽山城の危急
どんな伝承か
羽山城の城主、羽山入道は日ごろから風土神社を厚く信仰していた。ある朝、朝食の膳に向かおうとしたところ、神社のある方角から一本の白羽の矢が飛んできて膳の上に落ちた。入道はこれを敵が攻めて来ることを告げる神の知らせと受け取り、ただちに防戦の備えを固めた。そのため城は落ちずにすんだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。