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都の辻に祀られた性の神

所在地京都府京都市
年代中世
登場歴史上の人物、呪術者
出典呪術と占いの日本史

どんな伝承か

天慶元年九月二日、都のあちこちに彩色された男女の神像が祀られた。像は臍の下に性器が彫り込まれ、人々はその前に供え物をし、香や花を捧げた。この神は岐(ふなど)神といい、祟りをなす「御霊」を祀るものとされた。御霊は同時に疫病神でもあり、フナド神信仰は祟り神・疫病神を祀ったものと考えられる。像が辻に建てられたのは、外の世界と接する境で、害をなすものから村や町を守るためであった。災いをなす霊が祀られることで守護神に転じるのは、菅原道真が天神となったのと同じ道理だとされる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

呪術と占いの日本史(渋谷申博・瓜生中・呪術・占い史・現代(解説))

渋谷申博・瓜生中『呪術と占いの日本史―歴史を動かし庶民が信じた知られざる闇の系譜』。古代から近世まで、日本史を動かした呪術・占い・呪詛・怨霊を時代別に解説する。第一章(古代)では屈葬・土偶の人形呪術・鳥信仰、卑弥呼の鬼道、大国主尊伝説、トコヒの呪いと盟神探湯(ウケヒの審判)、妖怪にされた土蜘蛛、景戒の夢占い、人柱伝説、橘奈良麿の僧人形・子狐串刺しの呪詛、童謡の予言、道鏡と宇佐神宮の託宣、怨霊の祟りと遷都を扱う。

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渋谷申博呪術の時代(中世御霊信仰道祖神疫病神

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