数億円の賠償を捨てた王仁三郎
どんな伝承か
敗戦によって大本事件の無罪が確定したあと、弁護団は国に損害賠償を求めるべきだとして亀岡に集まった。ところが王仁三郎は、そんなけちなことはするなと言い放つ。今度の事件は神の摂理でありがたいと思っている、政府に賠償を求めても結局は苦しむ国民の税金から取ることになる、というのである。神殿はもちろん出口スミ名義の住宅まで壊され、私物まで焼かれ、その取り壊しの費用まで教団に負わされていた。請求すれば当時の金で数億円になるはずだったが、彼はその権利をすべて手放した。長く勾留された信者の多くもこれに倣い、補償の請求を取り下げたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元・武田崇元・大本研究・現代(著述))
武田崇元『出口王仁三郎の霊界からの警告―発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』。大本の聖師・出口王仁三郎の生涯と予言を、霊界のプログラム(型)として読み解く。