『霊界物語』の口述
どんな伝承か
大正十年、第一次大本事件の弾圧のさなか、官憲は本宮山の神殿を破却しはじめた。その取り壊しの音を聞きながら、六月に責付出獄した王仁三郎は、綾部並松の松雲閣で、突如として神秘の書『霊界物語』の口述を開始した。全八十一巻八十三冊、原稿用紙六万枚に及ぶ大著である。口述は驚くべき速さで進み、四百頁もの一冊が平均三日、なかには二日で語られた。王仁三郎はまず横たわって三十分ほど眠り、それから言いよどみも言い直しもなく口述を続けたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元・武田崇元・大本研究・現代(著述))
武田崇元『出口王仁三郎の霊界からの警告―発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』。大本の聖師・出口王仁三郎の生涯と予言を、霊界のプログラム(型)として読み解く。