第十四話 疑いの雲・迷いの霧
どんな伝承か
神通者天明は、彼に神示を書かせる神霊が大本開祖出口直の霊魂と関係があるように感じ、ある日綾部へ赴いて、戦時下の混雑した汽車を乗り継ぎ、大本教本部には立ち寄らずに開祖の奥津城(墓)だけを一人で参詣した。雪か雨が降る中で一心に祈願したというが、天明が「日月神示」を完全に信じ切れるようになったのは、それから半年以上を経た第十二巻「夜明けの巻」が出終わる頃だったという。明治三十七年旧八月三日、京都府綾部の竜門館で、開祖出口直は艮の金神の意を受けて、疑い深い信者たちへの神の苛立ちを綴った筆先を書き記していた。
原典より
* 第十五話 迷夢さめて感涙しとど* 第十六話 迷夢さめて感涙しとど* 第十七話 神と人との深い縁* 第十八話 神と人と、もちつもたれつ* 第十九話 わが魂の航跡* 第二十話 人は死んでどうなる?…—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞