下唐子の夜泣き松
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どんな伝承か
埼玉県東松山市の下唐子にあった夜泣き松は、赤ん坊の夜泣きを治すと信じられた松の木だった。その由来として、行き倒れた身ごもった女性が無縁仏として埋葬された後、毎晩、飴売りの老夫婦のもとに一文銭を持つ若い女が訪れるようになった。七日目の夜、女は銭がなく飴を貸してほしいと言い、老爺が後をつけると無縁仏の前で消えた。棺桶を掘り出すと、死んだ女性が赤ん坊を抱いていた。子どもを想う母の愛情が、死後も赤ん坊を守ろうとさせたものと考えられている。老夫婦は赤ん坊を育てることになった。
出典の文献について
東松山市史 資料編 第5巻(民俗編)――伝説(東松山市(編)・東松山市史・自治体史(民俗))
埼玉県東松山市に伝わる口承を網羅する。
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東松山市の伝承
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