真鳥の大臣、塩に呪いをかける
どんな伝承か
武烈帝の御世、専横の振る舞いが多かった重臣・真鳥の大臣は、皇位をうかがったとの嫌疑をかけられ、長男を殺され邸を囲まれて火を付けられ、一家共に滅ぼされた。死に臨んだ真鳥の大臣は日本国中の塩に呪いをかけたと伝えられるが、敦賀の海の塩だけは呪いをかけ忘れたため、その塩はその後長く天皇用の塩として用いられるようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の妖怪(早川純夫・早川純夫・妖怪史・昭和)
早川純夫『日本の妖怪』。神話時代から江戸まで、日本の妖怪と妖異を歴史の流れに沿って描く。