三種の神器
どんな伝承か
『日本書紀』によれば、景行天皇十二年、天皇自ら筑紫方面へ行幸し、周芳国娑麼、現在の山口県防府市に到着した。南の方を見ると煙が多く立ちのぼっていたため、賊がいるのではと使者を遣わした。この地方には神夏磯姫という女王がおり、使者が来ると知ると磯津山の榊を採り、上の枝に剣、中の枝に鏡、下の枝に八尺瓊の曲玉をかけ、白旗を掲げて帰順を申し出た。その際、なお従わない鼻垂・耳垂・麻呂ら四名を討ってほしいと願い出て、使者の武諸木は彼らをだまし討ちにしたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の妖怪(早川純夫・早川純夫・妖怪史・昭和)
早川純夫『日本の妖怪』。神話時代から江戸まで、日本の妖怪と妖異を歴史の流れに沿って描く。