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年越の豆まきの話

所在地香川県小豆郡小豆島町神浦
年代伝承
登場浜脇フサ、語り手、伝承者
出典新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説

どんな伝承か

昔、鬼に豆を投げるときは「鬼は外、福は内」と言ったという。ある娘の家へ鬼が娘を嫁に欲しいと言って来た。母は断ったが、鬼は何度も来て脅すので、ついに嫁に行けと言ってしまった。娘は覚悟を決めた。嫁に行く日、母は袋に豆を詰め、道々落として行けば帰り道が分かると教えた。娘は豆を落としながら鬼について行ったが、親を思い出して帰りたくなり、落とした豆を辿って家へ帰った。気づいた鬼が追って来ると、母は娘の拾ってきた豆を取り出し、「鬼は外、福は内」と言いながら投げつけた。それから豆をまくようになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))

香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。

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