こぶ取り爺
どんな伝承か
ある所に瘤のある爺さんがいた。山へ行って働いていると雨が降って来たので、雨宿りをしようと、大きな木の株にあいた穴へ入ってみると、そこに鬼がいた。雨宿りをさせてくれと頼むと、鬼は踊ることはできるかと言う。爺さんが上手に踊ってみせると、鬼は瘤を取ってやろうかと言って取ってくれた。爺さんは瘤を取ってもらって喜んで帰ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))
香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。