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藤沢絵巻の徳川家葬式の演出

所在地神奈川県藤沢市西富
年代慶応3年(1867)11月
登場絵巻に描かれる、堀内郁之助、堀内悠人、仮装行列の民衆、絵巻の絵を描いた人物、絵巻の絵ことばを書いた人物
出典ええじゃないか

どんな伝承か

慶応三年十一月、藤沢宿でもお札降りに始まる騒ぎが起こった。その様子を堀内郁之助が描いた絵巻に、風変わりな仮装行列の場面がある。額に白い三角の紙をはさんだ葬式衣裳の人物が「日光山東照宮」と書いた幟を持ち、ざんばら髪に鉢巻・帷子姿で白紙をはさんだ棒を持つ六人が続き、そのあとを烏帽子姿の者たちが棺桶を入れた輿をかついで進む。日光東照宮から徳川家、さらに幕府を連想させる葬式を演じたものであり、藤沢宿の民衆も幕府の終末を膚で感じとっていたことを示すという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))

本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。

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