馬に乗った男が馬もろとも雷に蹴割かれて殺され
どんな伝承か
『今昔物語集』巻二十七は妖異譚を集めた巻で、「三條東洞院鬼殿靈語」から始まる。馬に乗った男が馬もろとも雷に蹴り割かれて殺され、以来その場所は長く霊が留まる地となり、度々不吉な事が起こったと語り伝えられたという、簡潔ながら不吉さを漂わせる説話である。同じ巻には鬼女や天井の顔など数多くの鬼にまつわる怪異譚が収められている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和)