赤穴宗右衛門の霊
どんな伝承か
「菊花の約」は赤穴宗右衛門とその幽霊をめぐる物語である。播磨の国・加古の宿駅に住む学者、大部左門は、出雲の国松江の豪族・赤穴宗右衛門の病を手厚く看病したことが縁で義兄弟の契りを結んだ。赤穴は出雲へ帰る際、重陽の佳節に必ず戻ると約束するが、その日の夜、姿を現した赤穴は実はすでに命を落としており、約束を守るために霊となって左門のもとへ帰ってきたのであった。
原典より
「菊花の約」は、赤穴宗右衛門とその幽霊を中心にしている。—— 日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和)