うたた寝中、ひどく汚れた着物を着た米はんが入ってきたので声を…
どんな伝承か
大明寺でうたた寝をしていた住職のもとへ、ひどく汚れた着物を着た檀家の米はんが入ってきた。「米はん、どないしたんや、えろうよごれた着物きて」と声をかけても返事がなく、もう一度見るとその姿は消えていた。夜十時半ごろのことである。翌朝様子を尋ねに行くと、ちょうど同じ時刻に米はんが亡くなっており、汚れきった布団と着物を人目に触れぬよう始末した直後だったと知らされ、住職の的中ぶりに皆が驚いたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し