病院で事故死した檀家の削岩師が亡くなった同時刻
どんな伝承か
生野鉱山の削岩師だった大明寺の檀家が、事故で入院した病院で息を引き取った夜のことである。同じ時刻、寺で飼っている犬がしきりに吠え出し、誰かが庫裏の戸をトントンと叩いた。住職の妻が起きて戸を開けても誰もおらず、本堂の方へすっと向かう人影が見え、犬がそれを追っていった。その後ろ姿は入院しているはずのその人にそっくりだったといい、ちょうどその時刻に病院で亡くなっていたことが後で判明したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し