足を引かれ堂々巡りになる夜道
どんな伝承か
兵庫県朝来郡生野町では、生野ダムの工事が進むころ、その付近にある馬淵部落へ夜に通う人が、何者かに足を引かれて動けなくなり、引き返す羽目になったという。一人だから化物が出るのだと言って、青年団の面々が連れ立って歩いてみたこともあった。それでも部落へ辿り着くことはできず、全員が同じ場所をぐるぐると回り続けたという。今では夜に通る者もいないが、ダム工事で大勢が生き埋めになって死んだため、その亡者が現れるのだと説明されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し