高橋家の容器内透視実験
どんな伝承か
明治四十三年、透視問題が新聞を賑わせていたころ、松本市の高橋宮二は、恩人である東京の弁護士今村力三郎に透視用の実験材料を送るよう依頼した。同年十二月五日、夫人の貞子が入神状態になり「壁に是空という字が出ている」と告げると、翌日届いた厳重に封印された小包の中には「是空」「方正」の文字が入っていた。夫人はさらに三十秒ほどで入神し、封印を解かぬまま両手で触れて的中を重ね、今村からも電報で『的中驚嘆』の返事が届いた。残る一個の透視では『足立文声』という活版名刺の文字までも言い当てたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷松樹・心霊科学入門・昭和)
第一章 心霊に関する記録と文献(古代人の霊魂観・幽霊を見た記録・キリスト教関係の心霊の記録・ルルドの奇蹟・わが国の心霊文献)をはじめ、心霊科学の諸現象を入門的に解説。各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した心霊科学入門書。