地蔵堂に並ぶ盲目の霊媒たち
どんな伝承か
青森県の恐山では毎年七月の下旬、一週間にわたって祭礼が営まれ、イタコが集まることで知られる。イタコとはこの地方でいう女の霊言霊媒で、いずれも目の見えない人である。祭りのあいだは三十人ほどが地蔵尊堂のまわりに座を並べ、参詣に来た人の求めに応じて、祝詞に似た独特の節回しで霊の言葉を告げる。ただし訛りが強いため、その土地の者でなければ聞き取るのは難しいという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷松樹・心霊科学入門・昭和)
第一章 心霊に関する記録と文献(古代人の霊魂観・幽霊を見た記録・キリスト教関係の心霊の記録・ルルドの奇蹟・わが国の心霊文献)をはじめ、心霊科学の諸現象を入門的に解説。各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した心霊科学入門書。