崇元寺の逆立ち幽霊出没
どんな伝承か
草木も眠る丑三つ時、逆立ち幽霊の正体を見届けてやろうと大口を叩いていた若者二人が、那覇の崇元寺近くの一つ墓のほとりで、黒髪を振り乱し眼をむき出した女の逆立ち幽霊に出くわし、恐ろしさのあまり腰を抜かした。幽霊は「お願いがございます」と陰にこもった声で訴えたが、二人はろれつの回らぬ舌で助けを乞うばかりで、幽霊はやがて姿を消したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
沖縄怪談集 逆立ち幽霊(伊波南哲・昭和初期(推定1920年代~1930年代))