骸骨になって帰還を告げた友
どんな伝承か
親友の平野嶺夫は十年も外地から帰らず、中共で囚人となっていると伝えられていた。ある夜、その男が骸骨の姿となって岩崎栄の夢枕に立った。その翌日の新聞で、彼の帰還が報道された。岩崎は舞鶴まで彼を出迎えに行った。しゃれこうべや骸骨が夢枕に立って何かを知らせるという例は、嘘でなければ珍しく生々しい体験であり、この話もそうした一例として岩崎栄が別冊週刊サンケイに寄せたものである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。