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昭和四十年か四十一年のこと

所在地大阪府大阪市
年代昭和四十年
登場小島ミサヲ、堀万知
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

大阪府大阪市、昭和四十年か四十一年のこと。語り手の母が、子宮癌で入院していた叔母の付き添いをしたときの話である。母は親類のおばさん(母の義理の叔母)と二人で付き添っていたが、眠っていた叔母がぱっと目を開けてこう言ったという。今、ぱーっと後光がさしてきて法然上人の顔が浮かんできて、まだあんたが来るのは早い、六月一日に迎えにきたる、と言った、と。そして二、三日後の六月一日に、叔母は本当に亡くなった。六月一日は語り手の父の誕生日にあたるため記憶違いはないという。本当に自分の耳で聞いた事だから不思議だと、今も母は親類のおばさんと話すそうである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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