トップ神奈川県の伝承横浜市

横浜市で同棲中の女性が、夜中に父親の声で名前を呼ばれ…

所在地神奈川県横浜市
登場岡田美保、筆者
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

家出同然に彼と横浜で同棲して四ヵ月ほどたったころ。夜中に頭をたたかれているような感じで目が覚めると、ぼうっとした光の中に父が立ち、悲しそうな声で私を呼んでいた。驚いて彼を起こしても何も見えないという。翌日母に電話しても父に変わったことはなかったが、異変はこちら側に起きた。その日の夕方、いつものようにバイクで買い物へ行く途中に対向車と正面衝突して首を痛め、直後には彼も追突事故で賠償金を取られた。私の腰にも原因不明のしこりができて手術をするなど不運が続き、結局同棲を解消して家に帰った。父が夢枕に立ったのはその知らせだったのだと思う。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

夢枕虫の知らせ

横浜市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』の伝承