トップ鹿児島県の伝承伊仙町

稲刈りの人を囲んだケンムンの火

所在地鹿児島県大島郡伊仙町大字喜念
年代昭和十七年
登場南千二
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

徳之島の喜念で語られる話。三十年ほど前、昭和十七年ごろのことという。Kという人が四キロばかり離れた田で稲を刈っていると、ケンムンの火が寄ってきて周囲を囲んだ。体格がよく物おじしない性分だったので、薬を手にケンムンへ躍りかかった。ところが火は次から次へと数を増し、とても手に負えなくなった。近くの小屋へ駆けこんで、どうにか命だけは拾ったのだという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

**十六、ブナガヤ火・ケンムン火

伊仙町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』の伝承