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七ツ石山に石と化した七人将門

所在地東京都西多摩郡奥多摩町(七ツ石山)
年代平安中期(承平天慶の乱=935-940)以降の伝承・中世〜近世
登場平将門、俵藤太、藤原秀郷、桔梗ノ前、恒望王、相馬常門
出典将門伝説——民衆の心に生きる英雄

どんな伝承か

奥多摩と山梨・秩父の境にそびえる雲取山、その尾根続きに七ツ石山がある。この山頂に陣取った将門は、藁人形で六人の影武者をひそかに作り、自分はその真ん中に立って、どこからでも射てみよと秀郷に言い放った。見れば同じ姿の将門が七人並び、どれが本物か見分けがつかない。困った秀郷が成田不動の名を念じると、口から白いものがたなびく者を射よとの告げを得る。強弓を引いて誤たず射抜くと、七人の鎧武者はそのまま石になったという。将門と影武者の石が七ツ石であり、七塚となった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

将門伝説——民衆の心に生きる英雄(梶原正昭・矢代和夫・(平将門伝説の研究書))

梶原正昭・矢代和夫『将門伝説——民衆の心に生きる英雄』を、論考の節単位で全67事例として収録した研究書(地域伝説集ではない)。平安中期の平将門(承平天慶の乱)をめぐる伝説を、英雄の死と伝説の誕生(冥界・調伏・怨霊・首の怪異・七人の影武者・妙見信仰・石化)、落人たちの運命(将軍太郎良門・如蔵尼の堕地獄と救済・滝夜叉姫・桔梗塚の寵妃・後裔と将門遺跡)、将門伝説の展開(馬の文化・関東一円の分布圏・文芸化・首塚の祟りと再評価)として論じる。

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平将門影武者藤原秀郷妙見御霊七人塚成田不動

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