掘り返された将門首塚の祟り
どんな伝承か
千代田区大手町一丁目に平将門の首塚がある。関東で朝廷に反旗をひるがえした将門は天慶三年二月に討たれ、首は京の河原にさらされた。ところが首は夜ごと歯をむき出し、体はどこかと叫んで戦いを求めたと伝わる。ある夜には空を飛んで武蔵の田に落ち、怪しい光を放った。驚いた領民が祠を建てると霊験があり、その田を神の田と呼んだのが神田という地名の由来だともいう。一九二三年、大蔵省の仮庁舎を建てるため塚が掘られたが石室は空だった。工事に関わった大蔵大臣ら十四人が相次いで亡くなり、将門の祟りと噂された。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集