白鷺が舞い立った白旗橋の由来
どんな伝承か
小田原城攻めに失敗した武田信玄の軍を、北条氏照の一隊が追って真米の田まで出た。そこには白鷺が群れ遊んでいたが、思いがけない軍勢の物音に驚き、いっせいに舞い上がった。それが数えきれないほどの白旗が翻ったように見えたので、将兵たちは幸先がよい、勝ち戦の兆しだと喜んだという。以来、その沼にかかる橋はしらはた橋と呼ばれるようになったと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。