日本武尊の足跡
どんな伝承か
人皇十二代景行天皇の御代、日本武尊は東征の際に甲斐へ入国し、坂折の天神宮に泊まったと伝わる。尊が「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と歌いかけると、燭取りの翁が即座に「かかなべて夜にはここの夜日には十日を」と答え申し上げた。これが日本の連歌の始まりであるという。新治は常陸国の郡名で、以来、宗祇をはじめ連歌師は皆甲斐に来て、この坂折天神宮に参詣するようになったと伝えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。