七つ島が見えねば読めぬ天気
どんな伝承か
縄又に生まれた白比丘尼は、浜辺に立って空模様を見るだけで、七日先の天気まで言い当てたという。その評判を聞いた若狭の漁師が、自分たちの土地へ連れて行き、天候を予報させようとした。ところが白比丘尼は、土地が違ううえ、七つ島が見えないのだから天気は分からない、と答えたと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。