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ナオの放火疑惑と冤罪

所在地京都府綾部市
年代1893年(明治26)
登場出口ナオ、大槻鹿造、ナオの婿
出典出口王仁三郎

どんな伝承か

一八九三年(明治二十六)、雪におおわれた冬の綾部の町で、原因不明の火災が頻々とおこった。三月、ふたたび神がかりに陥った出口ナオに放火の疑いがかかった。ナオが日ごろ『今のうちに改心いたさねば、どこに飛び火がいたそうともしれんぞよ』と大声でくりかえしていたため、千田町の材木商が焼けると、近隣の者がナオの仕業だと警察に密告したのである。ナオはただちに連行されたが、取調べがはじまってほどなく真犯人がわかって放免された。これを機に、婿の大槻鹿造は、年来のナオの神がかりに手を焼き、警察に願い出てナオを狂人として座敷牢に閉じこめてしまった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

出口王仁三郎(村上重良・村上重良・近代民衆宗教史・現代(評伝)/明治〜昭和(対象))

村上重良による出口王仁三郎(1871-1948)の客観的評伝。京都・亀岡の貧農の子・上田喜三郎は、祖父の霊の守護や金神の祟りといった霊異の中で育ち、明治31年の高熊山修業で神人感合に達して宗教者へ転身。長沢雄楯(本田親徳の系統)から鎮魂帰神を相承し、綾部で艮の金神の神がかりにより大本を開いた出口ナオと出会って両教祖の経緯(たてよこ)の仕組みを成す。

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火災予言冤罪神がかり座敷牢

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