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下村火災で信者類焼を免る

所在地静岡県袋井市下村
年代1685年(貞享二)
登場村人
出典ええじゃないか始まる

どんな伝承か

一六八五年(貞享二)、秋葉三尺坊は突然、流行神として東海道に広がった。きっかけは袋井宿北方の山梨村に隣接する下村で起こった火災で、このとき三尺坊を信仰していた者だけが類焼を免れたという。そこで人々は三尺坊の像を神輿にかつぎ、村送りをはじめた。京都の妙法院の記録によれば、道中で人数は日ごとに倍増して三、四千人に達し、鉾六十七本、榊二本を立て、榊の上には雌雄の鶏がとまって、その鶏が鳴くと輿を出し、また鳴くと宿をとったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか始まる(田村貞雄・現代(歴史研究))

歴史学者・田村貞雄による、1867年(慶応3)の民衆運動『ええじゃないか』の起源を三河地方の御札降りから検証した歴史研究『ええじゃないか始まる』。伊勢神宮などの御札(御祓)が空から降る『御札降り』を発端とするこの運動の最初期を、従来説より早い7月中旬の牟呂村(豊橋)に特定。神職の記録『留記』を分析し、慶応3年7月14日大西村での御札降り、子と妻の死、宮司森田光尋による『二夜三日正月』の決定と開始、各地への祭礼の波及を辿る。

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