トップ奈良県の伝承桜井市

三輪の丹塗矢と厠

所在地奈良県桜井市大字三輪
年代神話
登場大物主神、セヤダタラヒメ
出典霊魂の博物誌――原始生命観の体系

どんな伝承か

便所を「厠(カワヤ)」というのは、母屋のそばに造った「側屋」だという説のほか、流れの上に造ったので「川屋」の意味だとも考えられている。人糞尿は肥料としては重んじられず、小さい流れの上に架した小屋の中から、その流れに放って流してしまったらしい。そのことは、三輪の大物主神が丹塗矢になって厠の下から、厠にはいったセヤダタラヒメ(勢夜陀多良比売)の富登を突いたという『古事記』の物語などからもうかがわれるという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の博物誌――原始生命観の体系(碓井益雄・碓水益雄・民俗学・現代(著述))

碓水益雄『霊魂の博物誌―原始生命観の体系』。人類が肉体に宿る霊魂をどう捉えてきたかを、言葉・自然・人体の各面から博物誌的に体系化する。序章で生気論と機械論の生命論の流れを概観し、第一章で霊魂観念の成立(肉体に宿る霊魂、人間創造と気息=旧約創世記の息吹き、イキモノ=息物、気と魂)を論じる。

種別から探す

古事記

桜井市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『霊魂の博物誌――原始生命観の体系』の伝承