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王仁三郎がナオの死に号泣する

所在地京都府綾部市
年代大正7年11月6日
登場出口王仁三郎、出口ナオ、大本開祖
出典亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界

どんな伝承か

大正七年十一月六日午後十時三十分、大本開祖の出口ナオは八十三歳でこの世を去った。王仁三郎の姿が臨終の席から見えなくなったと思う頃、彼の自室から辺りかまわぬ激しい号泣の声が響いてきた。まさに号泣そのものであった。著者はこの慟哭に、近代人には説明しがたい「古代的性格」を見る。『古事記』でスサノオの命が、母のいる根の国へ行きたい一心で、青山を枯山のように泣き枯らしたと描かれた、あの一途な泣き叫びと重ね、霊的因縁の最も深いナオとの今生の別れに、業を超えた生命本来のものが噴き出ていると受け止めている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言・現代(評論)/明治〜昭和(対象))

加藤正民が「天下の浪士」の立場から、出口王仁三郎(1871-1948)を心霊的視座で描く評論。明治25年の出口ナオの神がかり(艮の金神・三千世界一度に開く梅の花)、水行の奇蹟、無筆のナオの自動書記、日清・日露戦争予言の具体的中を起点に、国祖隠退の大本神話と、ナオ(A)と王仁三郎(B)に具現した二大霊流・「火水の戦い」を論じる。

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