溺死体探しの小軍鶏とヘソの尾
どんな伝承か
同じ呪術の項に、水死人を探す方法が三通り記される。溺死体を探すときには小軍鶏を連れていくと鳴き声で在り処を教える(吉里・大江)、溺れた人を探すときは水天宮のお守り――吉里のほうどり寺のもの――を流すと死人のいる所で止まる(高須)、水死人の行方が分からないときはその人のヘソの尾を川へ流すと分かる、という。いずれも水で死んだ者の遺体を見つけ出すための呪いとして並べられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
海津町史 民俗編――俗信・禁忌・妖怪(海津町(編)・海津町史・自治体史(民俗))
『海津町史 民俗編』所収の俗信・禁忌・妖怪。岐阜県海津町(現海津市)に伝わる心意現象を採録する。