うどんげの花・植物の前兆
どんな伝承か
うどんげが家に咲くと変事があり、屋敷に咲けば不幸があるという。一方でうどんげが咲くと良いことがあるという地区もあり、伝えは一様でない。昔からの庭木が枯れればその家は滅び、庭園の大木が枯れれば主人が死ぬ。里芋に花が咲くと不幸ができ、柘榴の木が建物より高くなると家相が悪くなる。南天が年々増える家は繁昌するという。柿の木から落ちると三年以内に死に、木に登って落ちれば三年しか生きられず、無花果から落ちた怪我は治らないと伝わる。
原典より
・うどんげが家に咲くと変事がある(高須・大江・東江・西江)・うどんげの花が屋敷に咲くと不幸がある(大江)・昔からの庭木が枯れればその家は滅びる(高須)・里芋に花が咲くと不幸ができる(高須・吉里)・ざくろの木が家の建物より…—— 海津町史 民俗編――俗信・禁忌・妖怪(海津町(編)・海津町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
海津町史 民俗編――俗信・禁忌・妖怪(海津町(編)・海津町史・自治体史(民俗))
『海津町史 民俗編』所収の俗信・禁忌・妖怪。岐阜県海津町(現海津市)に伝わる心意現象を採録する。