鳥の予兆
どんな伝承か
鶏が夜鳴くと悪いことがあり、夜中に時を告げると凶事があるという。雌鶏が時を告げたり雄鶏が夜鳴きすれば変事が起こるともいう。烏が鳴くと誰かが死に、変な声で鳴けば人が死に、鳴き声が悪ければ近日中に不幸があると伝わる。母屋の屋根で烏が鳴けばその家に葬式があり、烏の鳴き声が自分の耳に入る間は死なないともいう。燕が巣をかけるのは吉で、毎年巣を作る燕が作らない年や燕が来ない年には不幸や凶事があり、燕が巣を取れば火事が起こるとされた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
海津町史 民俗編――俗信・禁忌・妖怪(海津町(編)・海津町史・自治体史(民俗))
『海津町史 民俗編』所収の俗信・禁忌・妖怪。岐阜県海津町(現海津市)に伝わる心意現象を採録する。