禁忌の動植物
どんな伝承か
家に入ってきた小鳥は捕らず、猫を殺せば祟られるという。蛇や猫を殺すときは半殺しにせず完全に殺すものとされ、死人を猫がまたぐと死人が起き上がると伝わる。蛇を指させば指が腐り、狼を殺せば祟る。家蛇を殺すと貧乏になり、ミミズに小便をかけたりネズミに悪さをすれば仕返しされる。植物では柿の木から落ちると数年のうちに死に、神社の敷地の木を新築の家に使えば栄えない。サンマイの木は縁起が良いといい、夕方の花はもらうな、トンボを捕えるとオコリを煩うともいう。
原典より
・家の中に入ってきた小鳥はとるものではない(高須)・猫をころすとたたられる(高須・吉里・大江・西江)・蛇や猫を殺すときは半殺しにせずに完全に殺すものだ(高須・吉里・大江・東江・西江)・死人を猫がまたぐと死人がおき上る(高…—— 海津町史 民俗編――俗信・禁忌・妖怪(海津町(編)・海津町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
海津町史 民俗編――俗信・禁忌・妖怪(海津町(編)・海津町史・自治体史(民俗))
『海津町史 民俗編』所収の俗信・禁忌・妖怪。岐阜県海津町(現海津市)に伝わる心意現象を採録する。