弥富・服部家に降った水天宮ほかの神札群
どんな伝承か
服部述斉の日記抜書『神仏御天降之記』によれば、慶応三年十月二日に服部家へ水天宮の札が天降ったのを皮切りに、村じゅうが連日賑わった。四日には修験者日光院が来て門に釜を据え湯の花を上げ、五日には荷ノ上や与太郎、焼田新田から笹屋形の獅子と鏡餅が奉納された。初右衛門方には地鯉鮒大明神、大島や又八には毘沙門天、木下弥右衛門方には観音が降り、そのつど服部家から供物が贈られた。八日には村の者七十人ばかりが赤襦袢で社を車で曳き、日光院が神移しを行った。十一月に入っても各家へ札が降り続いたと記す。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞