夜の店先に降った豊川大明神の札
どんな伝承か
服部家の記録によれば、慶応三年十月二十一日の夜、東保村の若者たちが車を留めに来て、水天宮へ獅子を奉納して帰る途中、新家の店前まで立ち寄った。そのとき下女のおなたとおみちらが見物に出ていたところ、店の南窓に豊川大明神の御札が降っているのが見つかった。二人はそれ以前に、下の方から本田の田の面の上、大口のあたりを通って札が降って来るのを見受けたという。札は直ちに座敷へ祭られ、祭りの仕方は七日の間、当家のときと同じようにしたと記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞