大正十年破局説の宣伝騒動
どんな伝承か
第一次大戦は一時の好況をもたらしたが、物価の高騰や大正七年の米騒動、スペイン風邪の蔓延、ロシア革命など、世界の激動が相次いだ。これらは大本の信者たちに「最後の破局」と感じられ、英文学者・浅野和三郎ら幹部を中心に「大正十年に世界の破局が来る」という予言宣伝となって、日本じゅうを騒がせた。その根拠の一つが、王仁三郎が大正六年に『神霊界』へ発表した「いろは歌」「大本神歌」であり、のちに『瑞能神歌』にまとめられる予言詩であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元・武田崇元・大本研究・現代(著述))
武田崇元『出口王仁三郎の霊界からの警告―発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』。大本の聖師・出口王仁三郎の生涯と予言を、霊界のプログラム(型)として読み解く。