ワタリビシャク
どんな伝承か
丹波の知井の山村などでは、光り物が三種あるという。その一はテンビ、二は人ダマ、三がこのワタリビシャクで、蒼白い杓子形のものがふわふわと飛ぶという。名の起こりはほぼ明らかだが、何がこれになるのかは知られていない。柳田はこれを、天火や人魂、狐火の類と並べて怪火の一種として挙げている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪談義(柳田國男選集 五巻)(柳田國男・柳田國男・妖怪学・昭和(民俗学))
柳田國男の妖怪研究を集めた『妖怪談義』(選集五巻)。