天上山から移された秋葉山の祟り
どんな伝承か
拝庭の秋葉山は、屋号を山の下という家の裏手にそびえる天上山の上に祀られていた。集落を一望に見渡せる眺めのよい場所だったが、そこまで登って参拝するのは村人にとって骨が折れる。そこで便宜を優先し、現在の公民館前に立つ道祖神へ合祀することになった。ところが、山の上から人の行き来で埃の立つ場所へ移されたことを神が怒り、以後、拝庭には体の不自由な者が多く出るようになったと語り伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。