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蛇聟入(環型)

所在地山梨県富士吉田市向原
年代伝承
登場娘、大蛇、羽田トヨコ、語り手
出典向原の民俗 下――昔話

どんな伝承か

向原下組で羽田トヨコ(昭和二年生)が語った菖蒲湯の由来。菖蒲湯には女が入るもので、山へ行って蛇に憑かれないためだという。蛇は男にも女にも化けるといい、菖蒲湯に入ればその化けが消えると伝える。調査者が化けたものが来たことはあるかと問うと、来てしばらく居たようにとれる話も聞いたことがあると答えている。『向原の民俗 下』の昔話話型一覧では、日本昔話大成一〇一A「蛇聟入(環型)」の断片として分類されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

向原の民俗 下――昔話(民俗調査報告 第9号・第10号・民俗調査報告・民俗調査報告)

『向原の民俗 下(民俗調査報告第9号・第10号)』所収の昔話。山梨県南都留郡の向原・明見地区に伝わる昔話を、関敬吾分類の番号順に採録する。十二支の由来(猫が入らぬ訳)、犬の脚、針と糸で正体をたどる蛇聟入(環型)や蛇息子の異類譚、桃の子太郎、狼報恩、頭の口で食う食わず女房(鬼女房)と菖蒲・蓬での脱出、炬燵入り・旅学問(朱膳朱椀)・鯛の煎じ滓・屁ひり嫁などの笑話を収める。

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