地下湖を発見する市長の超能力
どんな伝承か
奈良市長・鍵田忠三郎の予知能力は地震にとどまらなかった。奈良市は長らく深刻な水不足に悩んでいたが、市長は持ち前の超能力で「大和平野には浜名湖と同じ規模の地下湖が眠っている。井戸を掘って汲み上げれば水不足は一気に解決できる」と言い出した。誰も本気にしなかったが、京大の松尾新一郎教授に調査を委嘱すると、まさしく地底二七〇〜四五〇メートルの岩盤下に、奈良市に降った雨が溜まった巨大な地底湖が存在した。市内五十カ所で日量二万〜五万トンの取水が可能とされた。東大寺二月堂石段下の「閼伽井」は日本海の若狭湾と地底でつながると伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し