母の霊と氏神に守られた女性
どんな伝承か
岡山市駅前町に住む奥田尋美(当時二十七歳)は、高知県高岡郡窪川町の出身で、姫路の弱電メーカーに勤めていた。激しい恋愛を家族に猛反対されるなか、ただ一人味方だった母が心配のあまり脳出血で急死した。失意の尋美が寮で寝ていると、扉が静かに開き、着物姿の母がスーッと足元に立った。母は涙を流しながら「早まったことをしてくれるでないよ。きっと私がお前を幸せにしてあげるからね」と慰め、やがて静かに消えていった。以後、郷里窪川の氏神が乗り移って「わしは氏神だ」と告げるようになり、尋美は霊視や予言の力を持つようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・昭和)